講演情報

[24p-11E-3]フォトニック結晶ナノ共振器を用いた有機半導体の発光制御

〇杉 啓司1、神保 泰俊1、山田 錦1、加瀬川 亮1、豊田 裕訓1、神山 佳明1、市川 竜也1、三並 徹雄1、浅野 卓2、宋 奉植2、石崎 賢司2、野田 進2 (1.ソニーセミコンダクタソリューションズ、2.京大院工)

キーワード:

フォトニック結晶,ナノ共振器

光ナノ共振器と発光体の相互作用に基づく発光増強は量子ドット・ナノ共振器系で研究・実証されてきたが、発光線幅が広い一般的な発光体では大きな増強効果を得ることは困難であると考えられている。今回、共振器の放射パターンを制御しつつ、PLスペクトルを定量解析したところ、発光線幅が広い有機半導体材料から観測されるPL強度を、かなりの程度制御できることが分かったので報告する。