講演情報
[24p-12B-4]6 MVタンデム加速器質量分析装置を用いた難測定核種の検出技術開発の現状
〇笹 公和1,2、高橋 努1、松村 万寿美1、吉田 哲郎1、椎根 大輔2、高橋 穂高2、坂口 綾1,2 (1.筑波大CRiES、2.筑波大数物)
キーワード:
加速器質量分析,難測定核種,セシウム135
筑波大学6 MVタンデム加速器質量分析装置では,宇宙線生成あるいは人為起源の放射性核種の高感度検出について技術開発を進めている。高エネルギーに加速することで多核種の粒子識別に対応できるようになっており,10Be, 14C, 26Al, 36Cl, 41Ca, 129Iについて同位体比10-10~10-15レベルでの検出が可能となっている。現在,新たな測定対象核種として,90Sr,135Cs,210Pbの加速器質量分析による高感度検出の技術開発を進めており,その測定技術の開発現状を報告する。