講演情報

[24p-12D-9]Eu添加Lu3Al5O12単結晶の光学及びシンチレーション特性

〇國方 俊彰1、渡辺 賢一2、木村 大海3、加藤 匠1、中内 大介1、河口 範明1、柳田 健之1 (1.奈良先端科学技術大学院大学、2.九州大学、3.産業技術総合研究所)

キーワード:

シンチレーター,単結晶,放射線検出器

シンチレーターは電離放射線を多数の光子に変換する材料で、光検出器と組み合わせることで放射線検出器として用いられている。シンチレーターを搭載した放射線検出器は医療分野やセキュリティ分野などの様々な分野で利用されている。現状、様々な材料のシンチレーターとしての応用が検討されており、その中でもガーネット構造を有するLu3Al5O12 (LuAG) 単結晶は優れた性能を有し、実際にシンチレーターとして利用されている。本研究ではFloating Zone法によって異なるEu濃度のEu添加LuAG単結晶を作製し、光学およびシンチレーション特性の評価を行った。