講演情報
[24p-1BB-16]生体応用に向けた色中心含有爆轟法ナノダイヤモンドの温度センシング
〇張木 音々1、蘇 梓傑1、根本 雅也1、Shames I Alexander2、劉 明3、鶴井 明彦3、吉川 太朗3、牧野 有都3、大堀 真尚1、藤原 正規1、Herbschleb David Ernst1、森岡 直也1,4、大木 出1,5、白川 昌宏5,6、五十嵐 龍治5、西川 正浩3、水落 憲和1,4 (1.京大化研、2.ベングリオン大学、3.(株)ダイセル、4.京大スピンセンター、5.量研機構、6.京大院工)
キーワード:
爆轟法ナノダイヤモンド,NV中心,細胞内温度測定
窒素-空孔(NV)中心を含むナノダイヤモンド(ND)は, 生体適合性が高い量子センサとして注目されている. 細胞核内への非侵襲的導入には粒径30 nm以下が望ましいため, 我々は爆轟法を基礎として粒径10 nmかつ多量のNVを含むNDの合成を目指した. 本研究では, 十分な熱混酸処理をした爆轟ND(DND)で温度感度を測定し, その結果, 感度測定可能なNDとして世界最小径を実現したと考えている.