講演情報
[24p-1BB-4]高感度で安定な小型ダイヤモンド量子磁気センサヘッド
〇(P)貝沼 雄太1、波多野 雄治1、柴田 貴行2、関口 直太1、中園 晃充3、加藤 宙光4、小野田 忍5、大島 武5、波多野 睦子1,5、岩崎 孝之1 (1.東工大、2.株式会社デンソー、3.矢崎総業株式会社、4.産総研、5.量研)
キーワード:
NV中心,量子センシング,磁気計測
ダイヤモンド中のNV中心は優れた磁場センサとして心磁や電気自動車の電流モニタに利用可能である。さらなる高感度でポータブルなダイヤモンド量子磁気センサが求められており開発が進んでいる。本研究では脳磁および電流モニタに利用可能な小型で高感度なセンサヘッドを開発した。磁場感度は磁気ノイズスペクトルのフロアレベルから約44pT/Hz0.5であった。アラン偏差を抽出したところ平均時間約1000秒において最小検出磁場1.2 pTを確認した。