講演情報

[24p-P05-33]酸素空孔を導入したSrAl2O4:Eu2+の誘電率の第一原理計算

〇(D)江口 大雅1,2、平田 研二1、藤尾 侑輝1、菊永 和也1,2 (1.産総研、2.佐賀大)

キーワード:

静電気発光,第一原理計算,誘電率

最近、アルミン酸ストロンチウム(SrAl2O4)にユーロピウム(Eu)を添加したSrAl2O4:Eu2+で、静電気による電荷の移動に伴って発光する現象が発見された。一般に電荷の移動によって発光する材料では、輝度に影響を与える重要な物性値に誘電率が挙げられる。発光機構に関与する欠陥準位は主に酸素空孔に起因すると推測されるため、本研究では酸素空孔を導入したSrAl2O4:Eu2+の誘電率を第一原理計算で調査した。