講演情報
[24p-P10-3]スフェロイド培養したHep G2細胞に多孔質膜プラズマ源が与える影響
〇柳生 義人1、大島 多美子2、日比野 祐介1、竹市 悟志1、佐竹 卓彦1、猪原 武士1、川崎 仁晴1、林 信哉3 (1.佐世保高専、2.長崎大、3.九大総理工)
キーワード:
プラズマ医療,大気圧プラズマ,多孔質膜
がん細胞への非平衡大気圧プラズマ照射は,新たな低侵襲がん治療法として期待されているが,体液や臓器などで満たされた生体内は,プラズマ生成に不利な環境である。本研究では,直接的な生体内プラズマ照射法の開発に向け,多孔質膜を用いて液相と気相を分離し,生体内のがん細胞の部位によらず,プラズマを照射できる多孔質膜プラズマ源の研究開発に取り組んでいる。本稿では,スフェロイド培養したHep G2細胞に多孔質膜プラズマ源が与える影響を検証したので報告する。