講演情報
[25a-12H-4]不純物制御蛍光ナノダイヤモンドの評価および生体応用
〇(D)押味 佳裕1、中島 大夢1、Manderić Sara1、小林 陽奈1、寺本 三記2、辻 拡和2、西林 良樹2、鹿野 豊3,4、安 東秀5、藤原 正澄1 (1.岡山大環生自、2.住友電工、3.筑波大シス情、4.チャップマン大、5.北陸先端大)
キーワード:
NVセンター,緩和時間,生体応用
我々は高圧高温法を用いて不純物制御した高品質蛍光NDを作製した([N] = 30–60 ppm, [12C] = 99.99)。従来の蛍光NDと比較すると、CW-ODMR測定では同じマイクロ波パワーでコントラストの大きいODMRスペクトルが得られ、T1は最大で1.6 ms、T2では1.6 µsを記録し、それぞれ従来NDの5倍、10倍のスピン緩和時間を記録した。さらに生きた細胞に導入しODMRの測定にも成功した。