講演情報
[25a-12N-6]断熱量子磁束パラメトロンを用いた位相判別回路の高利得化
〇永松 義瑛1、吉川 信行2、山梨 裕希2 (1.横浜国大、2.横浜国大先端研)
キーワード:
超電導,アナログ回路,ジョセフソン接合
断熱量子磁束パラメトロン回路(AQFP)は、低消費電力かつ高速で動作するという特徴を持つ。この回路は交流励起電流で駆動され、電流の向きで論理状態を表現する。本研究では、入力マイクロ波と交流励起電流の位相差を検出するAQFP位相判別回路を設計し、シミュレーションを行った。AQFPゲートアレイの間に共振器を挿入し、入力感度を向上させた。