[25a-12P-1~8] 3.9 光量子物理・技術（旧3.10）

10:45 〜 11:00奨励賞エントリー

[25a-12P-5] 全光学式量子テレポーテーションの実現に向けた
広帯域ベル測定およびフィードフォワード系の構築

〇(B)星 尊也¹、鈴木 拓海¹、山嶋 大地¹、柏崎 貴大²、井上 飛鳥²、梅木 毅伺²、高瀬 寛^1,3、アサバナント ワリット^1,3、遠藤 護^1,3、古澤 明^1,3 (1.東大工、2.NTT先デ研、3.理研RQC)

キーワード：

量子光学,量子情報,量子テレポーテーション

光量子コンピュータの強みの一つは、高いクロック周波数を実現できうることである。
光量子コンピュータにおいては、入力状態とクラスター状態に対して量子テレポーテーション操作を行いながら演算処理を行うため、量子テレポーテーションを高速に実装することがコンピュータのシステム全体としての高速化、つまり高いクロック周波数を得ることにとって本質的となる。
そこで本講演では、高速な量子テレポーテーションの実現の中核をなす全光学式ベル測定およびフィードフォワードの系の構築の研究結果について議論する。