講演情報
[25a-1BL-11]スマートウォッチに内蔵可能な豆粒大のワンショット中赤外分光イメージング装置
〇小橋 琉夏1、穴吹 大地1、矢野 響1、斉 威1、金崎 浩2、和田 健司3、西村 亜希子3、西山 成3、石丸 伊知郎1 (1.香川大創造工、2.香川大イノベーションデザイン研、3.香川大医)
キーワード:
血糖値計測,フーリエ変換分光法,中赤外分光法
我々は日常空間での非侵襲血糖値計測の実現を目指している。生体から放出される中赤外光からグルコースに起因した放射光の検出の可能性を取得している。そこで、提案手法をウェアラブルデバイスに適用可能なワンショット型中赤外パッシブ分光器の開発を行った。本装置はレンズ2枚で構成するため、豆粒大サイズほどの小型化が可能である。本報告では、装置の原理と黒体を背景光としたDMEガスの計測結果について述べる。