[25a-22B-1~10] 12.4 有機EL・トランジスタ

9:30 〜 9:45奨励賞エントリー

[25a-22B-3] 項間交差より高速な逆項間交差を有する新規有機発光材料の開発

〇(M2)奥村 亮祐¹、田中 啓之¹、志津 功將¹、福嶋 祥平¹、梶 弘典¹ (1.京大化研)

キーワード：

有機EL,iST,フントの規則

有機ELデバイスにおいて三重項励起子の寿命を短くすることはデバイス寿命向上の観点から重要である。フント則を覆すinverted singlet-triplet excited states (iST)ではS₁のエネルギーはT₁のそれよりも低くなるため項間交差よりも逆項間交差の方が高速になり、短い励起子寿命が期待される。本研究では非対称hexa-azaphenalene (A6AP)をコア骨格に有するiST分子を設計し、実際に合成と光物性評価を行った。