講演情報

[25p-11E-5]ダブルパス光学系を活用したウォークスルーボディスキャナの開発とその有効性

〇碇 智文1,2、佐々木 芳彰1、大谷 知行1,3 (1.理研、2.スペクトルデザイン、3.東北大)

キーワード:

テラヘルツ,3次元レーダーイメージング

我々はTHz帯FM-CWレーダーとポリゴンミラーを組み合わせたイメージングシステムを開発し,実歩行速度で歩行者の隠匿物の可視化に成功した.しかし,実用化には歩行者の前面と背面の計測を可能にし,複数のユニットを用いて検査範囲を全身に拡大する必要がある.本報告では,ダブルパス光学系を用いて歩行者の前面と背面を同一の光学ユニットで計測可能なボディスキャナーを開発したので,その有効性について報告する.