講演情報
[25p-12K-1][第55回講演奨励賞受賞記念講演] チャープパルスによる共振器付InAs量子ドット集合体の超高速均一量子制御
〇高橋 雄士朗1,2、木下 裕太郎1,2、赤羽 浩一3、早瀬 潤子1,2 (1.慶大理工、2.慶大CSRN、3.NICT)
キーワード:
量子ドット集合体,チャープパルス,共振器
量子ドット(QD)集合体中の励起子はフェムト秒光パルスを用いた超高速量子制御が可能であり、量子情報技術への応用が期待されている。しかしQD共鳴周波数と光電場強度の不均一性から、多数の励起子の量子状態を一様に制御することは困難である。チャープパルスやフラットトップパルスを用いた量子制御は不均一性の影響を低減する手法として知られ、これらを用いたQD集合体中励起子の量子制御の効果について報告する。