講演情報

[25p-12K-2]チャープパルスによる共振器付InAs量子ドット集合体からのフェムト秒フォトンエコー信号生成効率向上

〇河内 優太1、木下 裕太郎1、高橋 雄士朗1、栗村 直2、赤羽 浩一3、早瀬 潤子1 (1.慶応理工、2.物材機構、3.情通機構)

キーワード:

量子ドット,量子メモリー,非線形光学

近年量子メモリが非常に注目されており、フォトンエコー(PE)法が有力な手法である。これまで我々はPE法に量子ドット(QD)集合体を用いることで保存帯域をTHz域へ拡張した。今回QD量子メモリと光の結合効率向上のため共振器付50層QD集合体を用い、更に各rephasingパルスにチャープを付与して均一な量子制御を実現するARPを組み合わせることで、PE生成効率の向上に成功したので報告する。