講演情報

[25p-12P-6]シングルピクセル超伝導ナノストリップ型光子数識別器を用いたフォック状態生成

〇高橋 一真1、遠藤 護1,2、園山 樹1、三木 茂人3,4、藪野 正裕3、知名 史博3、寺井 弘高3、高瀬 寛1,2、アサバナント ワリット1,2、古澤 明1,2 (1.東大工、2.理研、3.情通機構、4.神戸大)

キーワード:

量子コンピュータ,超伝導ナノストリップ型光子数識別器,非ガウス型状態

誤り耐性型の光量子計算の実現には非ガウス型状態を必要とする。非ガウス型状態は伝令付き手法による確率的な生成が行われ、生成状態の非古典性とその生成レートが重要な指標となる。超伝導ナノストリップ型光子数識別器(SNSPD)は10 ps程度の小さいタイミングジッタと、近年実証された光子数識別能力により高度な量子状態の高生成レート化に有望である。本研究ではSNSPDを用いた非ガウス型状態生成に初めて成功した。