講演情報
[25p-1BC-6]静電スプレー法を用いてバルクヘテロ活性層を作製した有機太陽電池の膜構造評価
遠藤 大貴1、守谷 颯人1、〇小野島 紀夫1 (1.山梨大)
キーワード:
有機太陽電池,バルクヘテロ活性層,静電スプレー堆積
前回,電子供与体(P3HT)と電子受容体(ITIC-M)の溶液供給を独立に制御できる2液供給型ESD法を用いてバルクヘテロ構造を作製した結果,P3HT:ITIC-M混合溶液を用いた1液供給型よりも優れた太陽電池特性が得られた.そこで今回,バルクヘテロ活性層の膜構造を評価し,励起子の電荷分離界面(P3HT/ITIC-M界面)やキャリア輸送経路について調べたので報告する.