講演情報

[25p-1BL-5]高専における加速器製作プロジェクト~AxeLatoon~

〇大谷 将士1、阿部 優樹2、岩下 芳久3、大塚 崇光4、岡田 貴文1、奥野 広樹9、奥村 紀浩5、小野寺 礼尚6、加藤 清考7、菊池 崇志13、北口 雅暁10、熊谷 勇喜8、斎藤 栄輔5、佐々井 祐二14、高橋 将太10、高梨 宇宙9、高橋 光太郎2、竹谷 篤9、田村 文裕12、長尾 和樹7、内藤 富士雄1、服部 綾佳6、平野 進一7、広田 克也1、古坂 道弘1、山口 孝明1、吉岡 瑞樹11、渡邊 康9 (1.高エネ研、2.総研大、3.京大、4.宇大、5.長野高専、6.茨城高専、7.小山高専、8.豊田高専、9.理研、10.名大、11.九大、12.長岡高専、13.長岡技科大、14.津山高専)

キーワード:

加速器,アウトリーチ,サイクロトロン

20世紀初頭から現在に至る加速器科学の発展は種々の量子ビームの利用を可能にし、ヒッグス粒子の発見や量子線治療など人類の知識・科学技術の新境地を切り拓いてきた。今後も加速器科学が持続的な成長を遂げるためには、次世代を担う人材の教育やアウトリーチプログラムが必要である。そこで我々は、工業高等専門学校(以下、高専)において学生自らが小型加速器を製作するなど加速器に実際に触れて遊べるプログラム「AxeLatoon (アクセラトゥーン)」を開始した。本プログラムではKEKなどの研究施設が高専と協力して活動し、加速器分野の人材育成と加速器の知名度を向上し、最終的には全国高専加速器コンテストを開催することを目指している。本発表では、2020年から開始した本プログラムの活動に関して報告する。