講演情報
[25p-31A-6]スピン波干渉を利用したリザバーコンピューティングの条件最適化
〇(B)西村 麻希1,2、並木 航1、西岡 大貴1,2、土屋 敬志1、樋口 透2、寺部 一弥1 (1.NIMS、2.東理大)
キーワード:
物理リザバー,スピン波干渉
リザバーコンピューティングは、従来の深層学習と比較して計算コストが低く高速な学習が可能なため、物理実装に有利な学習モデルである。我々が初めて実験的に実証したスピン波干渉を利用した物理リザバーは非常に高性能である一方で、入力電圧や印加磁場の条件に依存した計算性能の詳細は不明であった。本研究では、測定範囲を広げることでその詳細を明らかにし、高性能となる条件の最適化に成功した。