講演情報

[15p-W9_325-6]軌道空間2層モデルによる超伝導体の候補物質La3Ni2O6の理論的研究

〇神山 周1、河野 怜於2、星 佑人2、牛尾 賢生2、中岡 大輝2、榊原 寛史2,3、黒木 和彦1 (1.阪大理、2.鳥取大工、3.鳥取大AMES)

キーワード:

ニッケル系超伝導

2層モデルでは銅酸化物を上回る高い転移温度が理論的に指摘されている。我々はこれまでに多軌道系と2層系の対応関係を見出し、多軌道系の軌道準位差 ΔE が2層系の層間ホッピングに対応し、軌道準位差 ΔE の増大により超伝導が増強されることを示し、このような多軌道系を軌道空間2層モデル(OSBM)と名づけた。OSBMによる超伝導体は未報告であるが、本研究ではその候補として La3Ni2O6 に着目し、第一原理計算と揺らぎ交換近似により、ホールドープによる超伝導の可能性を提案する。