講演情報
[16a-PB4-8]戻り光および長時間周波数ドリフトの抑制による
共鳴トンネルダイオードテラヘルツ発振器の周波数安定化
〇(M1)永吉 純大1、岡石 健杜1、原 優斗1、伊藤 弘2、鈴木 左文3、有川 敬1,4 (1.兵庫県立大院工、2.東大院理、3.東京科学大、4.阪大院工)
キーワード:
テラヘルツ波、共鳴トンネルダイオード、ファラデーアイソレータ
⼩型で室温動作が可能なテラヘルツ光源として、共鳴トンネルダイオード(RTD)発振器が注⽬されており、様々な分野への応⽤が期待されている。しかし、試料等からの戻り光の影響による発振器動作の不安定化や、長時間での周波数ドリフトといった課題が残されている。そこで我々は、アイソレータによる戻り光の除去と、RTDが有する電圧制御発振特性を利用したPID 制御を用いたドリフト抑制によってRTD の発振周波数の安定化を行なった。我々はフェライト磁石を用いたファラデーアイソレーターを作製した。RTD 発振器と試料の光路間にアイソレータを挿入し、戻り光による光源動作の不安定性を解消できるか確かめた。アイソレータなしの場合、試料からの戻り光の影響で発振周波数が変化した。アイソレータありの場合、発振周波数はほとんど変化していないことから試料からの反射戻り光を除去できていることが確認できた。
