講演情報

[16a-W9_326-5]フォトニック結晶を備えた量子カスケードディテクタにおける入射光の角度選択性とノイズ耐性の評価

〇塚田 知樹1、橋本 玲1、角野 努1、廣野 方敏1、金子 桂1、鈴木 梨沙1、宮川 徹也1、Afshan Begum2、池田 直樹2、間野 高明2、渡邊 敬介2、黒田 隆2、迫田 和彰2、斎藤 真司3 (1.(株)東芝、2.NIMS、3.湘工大)

キーワード:

量子カスケードディテクタ、フォトニック結晶、中赤外光

中赤外域での分光検出に向け、フォトニック結晶を備えた量子カスケードディテクタ(PC-QCD)を開発し、室温で動作させた。本素子では、フォトニック結晶の回折効果により特定の入射角の光のみを検出層へ導くことで、外付けフィルターを用いずに角度選択性を実現した。実験では、従来用いられてきたMCTディテクタと比較し、PC-QCDは半値幅 0.9°の強い角度選択性を示し、周囲からのバックグラウンドノイズ低減効果を持つことを初めて実証した。