講演情報
[16a-WL2_301-9]TDLAS最適化によるH2Sガス検知ライダー装置の実証評価
〇有福 恵斗1,2、ラゴロサス ノフェル3、椎名 達雄2 (1.三菱電機(株)、2.千葉大、3.九州大)
キーワード:
波長可変半導体レーザー吸収分光法、硫化水素、ライダー
本研究では、波長可変半導体レーザー吸収分光法(TDLAS)による硫化水素(H2S)の定量計測手法を開発し、ライダー型遠隔計測システムへ統合した。圧力・温度依存の吸収線変化を考慮し、HITRANシミュレーションに基づく最適化により、100〜1100 ppmの範囲で高精度な計測を実現した。検出限界について、積算時間の分解能が1秒で10 ppmから100秒で81 ppbへ改善し、長時間ではシステムノイズにより感度が低下した。安定で安全なレーザーとCalibration-free法を採用したライダー構成は、HITRANとの良好な一致を示し、H2Sの遠隔定量計測への有用性が確認された。
