講演情報
[17a-M_110-10]Na₂BaNi(PO₄)₂ 単結晶におけるフェロアキシャル秩序のラマン分光学的研究
〇高橋 龍之介1、妹尾 隼人1、高橋 海1、冨田 繁寿1、福永 怜央1、中田 勝1、永井 隆之2、山岸 茂直2、梶田 遥一2、木村 剛2、神﨑 正美3、和達 大樹1,4 (1.兵庫県大院理、2.東京大学、3.岡山大学、4.阪大レーザー研)
キーワード:
フェロアキシャル秩序、ラマン分光、バルク単結晶
自発的な回転歪みによって特徴づけられる強的秩序状態である「フェロアキシャル秩序」は、そのドメイン状態の光照射によるスイッチングが近年報告され、注目を集めている。Na2BaNi(PO4)2 単結晶は、転移温度743 Kと高温で、室温で安定なフェロアキシャル状態を実現する数少ない物質である。本研究では、このフェロアキシャル秩序の探索において重要であるフォノンモードの包括的な同定を円・直線偏光依存ラマン分光装置において調査した。この実験結果と第一原理計算とを合わせ、秩序化に伴う回転ひずみに関するフォノンモードなどの特定をおこなうことができた。
