講演情報

[17a-PA1-33]CuO@Fe₂O₃ナノチューブを用いた半導体増感型熱利用発電の高効率化と電荷遷移促進メカニズムの検討

〇(D)孫 暁艶1、合田 義弘1、松下 祥子1,2 (1.東京科学大学、2.(株)elleThermo)

キーワード:

半導体増感型熱利用発電、低温熱、直接電気変換

我々は低温熱を直接電気に変換する新規技術、半導体増感型熱利用発電(Semiconductor-sensitized Thermal Cell, STC)を研究している。STCは「回復時間」や「再放電」などのユニークな特性を備えており、低温熱エネルギーの効率的な活用に新たな可能性を提供する。しかし、セル内部での電荷再結合が起こりやすく、発電効率が制限されている。本研究では、ナノチューブの大きな比表面積を活用すると同時に、p型CuOとn型Fe₂O₃からなるヘテロ接合を構築し、熱励起キャリアの効率的な分離と移動を促進させることで、発電性能と回復特性の向上を実現した。DFT計算とEIS測定により、界面構造と電気化学特性を検討した。