講演情報
[17a-WL2_201-8]SERSによる液中分子の吸着過程のその場観察
〇OGUCHI Maria1、鈴木 翔真1、梶川 浩太郎1 (1.科学大工)
キーワード:
SERS、plasmonics、adsorption
表面増強ラマン散乱(SERS)は、ナノ構造化金属表面に吸着した分子を高感度に検出でき、界面現象の研究手法として注目されている。本研究では、表面固定化金ナノ粒子(SIGN)構造を有するSERS基板を用い、液中における分子吸着過程のその場観察を行った。クリスタルバイオレットを対象として時間依存SERS測定を行い、分子導入後にラマン強度が増加し安定化する挙動を確認した。また、濃度変化およびエタノール注入に伴う信号変化から、吸着および脱離過程が観測された。本研究は、SIGN基板を用いたSERSが液中分子吸着挙動のリアルタイム観測に有効であることを示している。
