講演情報

[17a-WL2_201-9]結合振動子モデルを用いた準放射型プラズモンと色素エキシトンとの電磁気学的結合の分析

〇伊藤 民武1、山本 裕子2 (1.産総研、2.北陸先端大)

キーワード:

準放射型局在プラズモン共鳴、強結合、表面増強蛍光

金や銀のナノ粒子2量体間隙ではプラズモン共鳴による電場増強効果によって連続光レーザー励起でもハイパーラマン散乱などの非線形光学応答が観測可能となる。この様な間隙はホットスポット(HS)と呼ばれる。HSの強い電場増強効果はプラズモンと少数色素分子のエキシトンとが強結合系を形成している可能性も示している。この強結合系の分析の為に放射型局在プラズモン共鳴(RLPR)が利用されてきたが準放射型局在プラズモン共鳴(sub-RLPR)が電場増強効果を支配している系はより普遍的に存在すると考えられる。従って、sub-RLPRについて分子エキシトンとの強結合によるスペクトル変化の観測とその結合振動子モデルを利用した分析を試みた。