講演情報
[17p-M_123-12]有機界面の電子準位接続に熱平衡モデルは適用可能か?
〇大原 正裕1、井上 太陽2、館農 真斗2、田中 有弥4、石井 久夫2,3 (1.信州大工、2.千葉大院融合、3.千葉大先進、4.群馬大院理工)
キーワード:
エネルギー準位整合、回転型Kelvin probe
有機界面におけるエネルギー準位整合の成立条件を検証するため、回転型 Kelvin Probe を用いてα‑NPD/HAT‑CN/Au 系の仕事関数プロファイルを測定し、熱平衡モデルと比較した。HAT‑CN/Au 界面では UV 照射下でモデルと整合した一方、α‑NPD/HAT‑CN 界面では自発配向分極により空間電荷の拡散が抑制され、計算結果は実験値を再現しなかった。本結果は、有機界面においてフェルミ準位整合が一般には成立しないことを示唆する。
