講演情報

[17p-M_278-3]面内異方性歪み状態下における{110}および{111}配向PbTiO3エピタキシャル薄膜の相転移に伴うドメイン構造および歪み進化挙動

〇(D)胡 雨弦1、岡本 一輝1、舟窪 浩1 (1.東京科学大)

キーワード:

強誘電体薄膜、水熱合成法、相転移

ペロブスカイト型強誘電体は優れた機能特性を有し、基礎から応用まで広く研究されてきた。基板上に成長した薄膜では、成膜時の格子歪み、冷却過程での熱歪み、ならび相転移によりドメイン構造が形成され、物性に大きな影響を及ぼす。PbTiO3は大きな正方晶性を有する代表的強誘電体であるが、高温成膜法に基づく従来研究では、歪みのない薄膜作製は困難である。我々は低温水熱合成法により、残留歪みのほぼ無い正方晶PbTiO3エピタキシャル薄膜の直接成長に成功した。本報告では、研究例の少ない面内に異方性歪みがある{110}および{111}配向膜において、熱歪み導入による相転移と緩和挙動について報告する。