講演情報
[11001-06-03]2次元弾性波動transmission問題に対する高速直接解法(シンポジウム講演概要)
*松本 安弘1、丸山 泰蔵2 (1. 東京科学大学 情報基盤センター、2. 東京科学大学 環境・社会理工学院)
キーワード:
境界要素法、高速直接解法、弾性波動散乱問題
境界要素法は従来高速多重極法とKrylov部分空間法等の反復解法を組み合わせた手法による高速化手法がよく知られているが,多数右辺の問題などは苦手とする.その欠点を補う目的から,近年線型の時間複雑性で数値解を計算できる高速直接解法が注目されている.本発表では2次元動弾性波動transmission問題に線型の時間複雑性を有する線型方程式の圧縮型の高速直接解法を新たに適用し,その妥当性と計算速度を評価する.