講演情報
[11001-06-04]基本解近似解法に対する確率摂動法の適用可能性の検討(シンポジウム講演概要)
*古川 陽1 (1. 北海道大学)
キーワード:
基本解近似解法、確率摂動法、形状不確かさ
基本解近似解法はメッシュフリー型の数値シミュレーション手法であり,弾性体の静的・動的な問題に対する適用例が数多く報告されている.本研究では基本解近似解法に対して確率摂動法の適用可能性を検討する.確率摂動法を適用することで,基本解近似解法を用いた形状不確かさの取り扱いが可能となることが期待できる.本研究では対象とする問題を2次元静弾性問題に設定し,1次摂動近似を求めるための定式化を示す.その後,いくつかの数値解析例から考察を行う.