講演情報

[21019-24-01]サスペンション・ブッシュ構造の振動低減性能最大化のためのカーブフィッティング・トポロジー最適化(シンポジウム講演概要)

*東條 颯眞1、干場 大也1、杉本 寿敬2、畔津 眞二2、西口 浩司1、加藤 準治1 (1. 名古屋大学、2. HONDA R&D)

キーワード:

トポロジー最適化、非線形

本研究では,材料の幾何学的非線形性を活用し,構造全体の振動低減を促進するカーブフィッティング・トポロジー最適化手法を開発する.非線形性の顕著な荷重変位曲線を目標とし,それに適合する構造のトポロジーを見出す.基礎的段階として,簡易な荷重制御法に基づくアルゴリズムを構築し,等分布荷重と修正分布荷重を考慮した最適化を検討する.目的関数は,解析により得られた荷重変位曲線と所望の曲線の誤差が最大となる荷重ステップを特定し,その誤差を最小化することとする.最後に,幾つかの数値計算例を通して提案手法の妥当性を検証する.