講演情報

[21019-24-06]ひずみエネルギー最小化を目的とした2物体トポロジー最適化の基礎的検討(シンポジウム講演概要)

*常 斯岳1、干場 大也1、西口 浩司1,2、加藤 準治1 (1. 名古屋大学、2. 理化学研究所計算科学研究センター)

キーワード:

トポロジー最適化、2物体系、ひずみエネルギー最小化

本研究は,2つの物体からなる系のひずみエネルギーを最小化するための新たなトポロジー最適化手法を提案する.従来のトポロジー最適化のアプローチとは異なり,本手法は一方の物体のひずみエネルギーの低減を目的として,接触または固着している他方の物体のトポロジーを最適化する.ここでは,2次元の線形弾性体を対象に2つの制約条件を定式化し,基礎的な数学モデルを構築する.最後に,数値解析による検証を行い,提案手法の有効性と信頼性を確認する.