講演情報
[22018-24-07]有限差分法との比較による格子ボルツマン法の2次元ダムブレーク計算の計算効率の検討(シンポジウム講演概要)
*橋本 悠太郎1、吉田 圭介1 (1. 岡山大学)
キーワード:
格子ボルツマン法、フェイズフィールド法、2次元ダムブレーク
本研究では,格子ボルツマン法(LBM)とPhase Field法を組み合わせた気液二相流モデルを2Dダムブレーク問題を用いて評価した.この手法はより高い格子解像度で精度を向上させ,最大で360倍の計算効率を達成した.低解像度でも高い精度を維持するためには,更なる検討が必要である.これらの結果は魚道解析のような大規模子シミュレーションにおける計算上の優位性を示唆している.