講演情報

[23014-20-01]連続転位を用いたCam-Clayモデルの亀裂先端近傍応力増分場の近似解(シンポジウム講演概要)

*新保 泰輝1、福元 豊2 (1. 石川工業高等専門学校、2. 岡山大学)

キーワード:

Cam-Clayモデル、連続転位、応力関数、非排水条件、亀裂

著者らはこれまでにCam-Clayモデルにおけるき裂がすべった直後の応力増分について,すべりによって不均一性が生じるまでは一様な圧縮応力状態であると仮定した漸近解を求めた.しかし,この解では外部荷重が増加した場合の増分応力の大きさ,すなわち応力増分拡大係数を求めることはできない.この解決のために,連続転位を用いて除荷を無視した応力増分と変位増分の近似解を求めた.