特別講演会
12月1日(火)16:05~18:05
第1会場(メインホール)
特別講演会
①
講演者 松木 洋忠 様 (松木技術士事務所長)
演題:遠賀川通史
概要:遠賀川を対象にして、川づくりの通史を紹介します。現在の川が、自然条件と過去の人為的なはたらきかけを映して流れていることを理解するこころみです。古代から続く河水利用と河道改修を概観するとともに、江戸時代に行われた持続的な河川管理のしくみを整理します。その上で、明治以降の直轄改修の経緯を踏まえ、現在の河川管理の本質的な課題を分析します。最後に、次世代のための川づくりとして機能している「遠賀川夢プラン」の意味を考えます。
②
講演者 大和 則夫 様 (ペシャワール会副会長)
演題:アフガニスタン視察報告(中村哲医師のアフガニスタン水利事業とその後)
概要:2019年12月にアフガニスタンで銃弾に倒れた中村哲医師は、「百の診療所よりも、一本の用水路」の考えのもとで、大河川クナール川(インダス川の支流)に9ヶ所の堰・取水施設・沈砂池・用水路・排水路などの灌漑施設を建設し、アフガニスタンの復興支援に力を尽くした。私は2022年から10回アフガニスタンを訪れて、中村先生が「アフガン・緑の大地計画」として建設した灌漑施設を見て回るとともに、先生が育てた現地のPMS技術者と協力しながら、その後の灌漑事業をサポートしている。今回の報告は先生の水利事業を紹介するとともに、先生没後の灌漑事業「アフガン・緑の大地計画(第2章流域貯水)」をどのように進めて来たかの現地視察報告です。
