講演情報

[OS-06-04]東京大学工学部社会基盤学科における集中型演習の取り組み:哲学的抽象論の議論をいかに深めるか?

*木野 佳音1、北原 優2、栗原 遼大3、安田 昌平4、小林 里瑳5、鈴木 貴大6、松葉 義直7、南出 将志6、森本 時生6、渡邉 萌6、デルバリオアルバレ ダニエル7、デュック ル6、高橋 佑弥6、長山 智則6 (1. 東京大学 生産技術研究所、2. 北海道大学 大学院工学研究院、3. 長岡技術科学大学 技学研究院環境社会基盤系、4. 神戸大学 大学院海事科学研究科、5. 東京理科大学 創域理工学部、6. 東京大学 大学院工学系研究科、7. 東京大学 大学院新領域創成科学研究科)
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キーワード:

社会基盤学の哲学、集中講義、技術者倫理、グループワーク、レポート執筆

東京大学工学部社会基盤学科の必修科目「フィールド演習」では、社会基盤学の根幹にある価値観や哲学を醸成することを目的とした演習を毎年実施している。本発表では、2023・2024年度のフィールド演習において、難しい内容の議論を4日間という限られた期間内で深めるために行った工夫について紹介する。 本演習では、前半2日間で特定の発災シナリオに基づく災害対策を具体的に検討し、後半2日間でより抽象的な「社会基盤学の在り方」について議論を深めた。演習上の工夫として、前半と後半での班の組み替え、事前資料の配布および講演会の実施、プレゼンテーション・レポートの形式提示を行った。これらの効果を、個人レポートに対する大規模言語モデルによる分析によって測定したところ、いずれの工夫についても、受講者の主体的な活動を概ね促進する効果が認められた。 なお、本予稿の内容は次の論文に掲載済みである。
北原・木野・栗原・安田ほか(2025).災害対策の具体論から哲学的抽象論へ:社会基盤学の価値を見出す集中型演習の一手法.土木学会論文集. https://doi.org/10.2208/jscejj.25-00098