講演情報
[OS-08-05]雨量計からの降水場復元のためのアナログ法:データ同化と推薦システムへの応用
*塩尻 大也1、武藤 裕花1、岡﨑 淳史1、小槻 峻司1 (1. 千葉大学 環境リモートセンシング研究センター)
キーワード:
アナログ法、雨量計、空間内挿、アンサンブルデータ同化、Funk-SVD
本研究は、雨量計観測に基づく従来の空間内挿手法が降水分布を平滑化し、局所的な降水特性を捉えられない問題に対し、アナログ法を基盤とした新しい補間手法を提案する。アナログ法は、現在のスパースな観測データに類似する過去の完全な空間パターン(アナログ)をカタログから選び、推定に利用する手法である。本研究では、このアナログアンサンブルを、アンサンブルデータ同化のアルゴリズム(AOEnKI)と、推薦システムの行列分解手法であるFunk-SVDに応用した。
九州のAMeDAS観測点データを用いた実験の結果、通常クリギング(OK)では推定できなかったライン上の降水域が、AOEnKIおよびFunk-SVDによって復元できることを確認した。評価指標においても、提案手法が平均的にOKよりも優れた結果を示した。
九州のAMeDAS観測点データを用いた実験の結果、通常クリギング(OK)では推定できなかったライン上の降水域が、AOEnKIおよびFunk-SVDによって復元できることを確認した。評価指標においても、提案手法が平均的にOKよりも優れた結果を示した。
