講演情報
[OS-09-04]d 値の季節変動を用いた江津湖周辺の湧水や河川水の平均通過時間の推定
*壁谷 直記1、清水 晃1、一柳 錦平2、Rahmawan Irfan2、長岡 輝2、清水 貴範3、飯田 真一3 (1. 森林総合研究所九州支所、2. 熊本大学大学院先端科学研究部、3. 森林総合研究所)
キーワード:
d値、被圧地下水、不圧地下水、平均通過時間、修正サイン波法
本研究は熊本市内の中心部にある江津湖周辺の湧水や河川水のd 値の季節変動データを用いて,それらの平均通過時間を推定した.江津湖周辺の湧水の平均通過時間は,不圧地下水に由来するもの(745~978 日)よりも被圧地下水に由来するもの(1,238~2,144 日)の方が長かった.これら結果により,江津湖へ流入する河川水が上江津湖,中江津湖,下江津湖の各ゾーンで湧水などの涵養の影響を受けることで,平均通過時間を変化させながら流下していることが明らかとなった.
