講演情報
[OS-11-03]河道測量横断面を用いたCaMa-Floodの水位バイアスの改善
*日置江 桂1、山崎 大2 (1. 株式会社ウェザーニューズ、2. 東京大学生産技術研究所)
キーワード:
CaMa-Flood、河川断面統合、水位バイアス低減
本研究では、広域河川モデルであるCaMa-Floodに河道測量横断面データを組み込む方法を検討し精度改善効果を確認した。モデルの河道深さと河道幅は、各単位流域の出口に上流流域面積が最も近い地点の河道測量横断面データを用いて、矩形の河道深さと河道幅を計算し、各単位流域の出口の値として、設定した。空間解像度1’でCaMa-Floodを用いてシミュレーションした後に、解像度1秒にダウンスケールし観測データと水位を比較した。対象河川は鶴見川と石狩川、対象事例は各河川の高水3事例とした。入力流出量データにはERA5-Landを用いた。その結果、CaMa-Floodに河道測量横断面データを組み込むことで、ほとんどの地点でバイアスを1m以内に低減させることができた。特にピーク後の減水部での水位精度の改善、河口付近の高水位の解消が著しいことが分かった。
