講演情報

[PS-01-21]AMSR2やMODISなどの衛星観測データを用いたモンゴル高原における陸面水文量の不均一性評価

*広瀬 望1 (1. 松江工業高等専門学校環境・建設工学科)
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キーワード:

土壌水分、AMSR2

土壌水分は地表面の水・熱収支に直接的に影響を及ぼし,大気陸面相互作用を通じて,気象現象の形成に関与する重要な物理量である.特に,降水の季節変動や年々変動に対する土壌水分の応答特性は,気象・水文モデルの精度向上に不可欠である.近年,リモートセンシング技術の進展により,人工衛星による土壌水分の全球規模での観測が可能となってきたが,精度の高い気象予測と適切な水資源管理のためには,土壌水分の推定精度の向上が不可欠である.そのためには,観測に基づくマイクロ波放射伝達過程を精緻なモデル化と,衛星観測データに基づく推定アルゴリズムの高度化が必要である. モンゴル高原は,半乾燥地域であるものの,多様な植生タイプを有している.一方で,衛星観測のフットプリントは数十kmと広範囲である.このため,衛星観測フットプリント内に異なる植生状態を内包し,不均一な状況が季節変化及び年々変動することが考えられる.そのため,多様な陸面状態を構成する土壌水分や植生の不均一性を考慮することによって,衛星観測土壌水分プロダクトの精度向上が期待できる.