講演情報

[PS-01-23]河川堤防の侵食破堤確率を考慮した気候変動の影響評価

*高橋 克弥1、呉 修一1、山田 莉久2、沼澤 蓮音2 (1. 富山県立大学、2. 富山県立大学大学院)
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キーワード:

気候変動、破堤地点、富山、破堤確率

本研究では,富山県の急流河川である神通川・庄川・小矢部川を対象に,気候変動が洪水および侵食破堤リスクへ与える影響を評価した.d4PDF の過去実験および 4 ℃上昇実験を用いて洪水流量を算出し,洪水氾濫解析と侵食破堤解析を実施した.その結果,小矢部川下流域で水平避難リスクが高く,気候変動に脆弱なホットスポットであることが明らかとなった.また,気温上昇に伴い侵食破堤確率が増加し,特に流速の速い湾曲部で顕著であった.さらに,破堤確率が高い地点と既往研究で侵食ポテンシャルが高い地点が一致する箇所も確認された.本研究により,「越水なき破堤」を考慮した気候変動影響評価を通じて,富山県河川における浸水・破堤リスクを定量的に把握できた.