講演情報

[PS-01-46]6か月アンサンブル予報による領域平均降水量の予測特性の評価

*相原 星哉1、吉田 武郎1、髙田 亜沙里1、皆川 裕樹2 (1. 農研機構農村工学研究部門、2. 農林水産省農林水産技術会議事務局)
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キーワード:

6か月アンサンブル予報、降水量、水資源量予測

気候変動の影響により,渇水リスクの増大とそれによる農業被害の拡大が懸念されている.その被害を軽減する方策として,長期気象予報を活用した営農計画の策定や農業水資源管理が有効と考えられる.長期気象予測情報に基づく農業水資源量予測手法の構築に向けて,まずは,長期予報における降水量予測値が実用上十分な精度で利用可能な時空間スケールや予測値が有する特性について明らかにする必要がある.
そこで本研究では,6か月アンサンブル予報による降水量の予測精度や傾向について,東北地方から九州地方までの8地方とその内部の各1流域を対象に,9種の累積期間(1日~120日)の累積降水量のアンサンブル平均値に基づき評価した.その結果,概ね30日以上の累積値を用いると実用上十分な予測精度が得られることが分かった.また,アンサンブル平均値は平年値とほぼ同等の変動を示すため,平年偏差が大きい事象を予測する際には,アンサンブル平均値以外の活用が有効であると示唆された.