講演情報

[PS-01-57]カンボジア王国の低地乾燥常緑林における森林劣化が生態系の気象環境・水利用効率に及ぼす影響について

*清水 貴範1、飯田 真一1、壁谷 直記1、清水 晃1、伊藤 江利子1、玉井 幸治1、大貫 靖浩1、宮沢 良行2、田中 憲蔵3、植山 雅仁4 (1. 森林研究・整備機構 森林総合研究所、2. 琉球大学、3. 国際農林水産業研究センター、4. 大阪公立大学)
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キーワード:

熱帯乾燥常緑林、森林劣化、気象環境要素、フラックス観測

森林劣化が進行しているカンボジア国の乾燥常緑林の樹冠上で気象要素の観測と渦相関法による測定を行い,森林劣化以前の取得データとの比較を行った.森林劣化に伴う高木の喪失によって,森林のアルベドの平均値は0.106から0.132に増加し,樹冠上の風速も20%以上増加した.純生態系生産量NEPの積算値に関しては,森林劣化に起因すると考えられるような変化は顕著にみられなかった,森林劣化下では乾季後半の時期に,蒸発散量の増加に対して生態系のCO2吸収(=植生の光合成)が追随しない状況が発生していることが判明した.