講演情報
[PS-02-33]団粒構造を考慮した地表面エネルギー収支を伴うDual-domain土壌水分移動モデルによる保水・排水特性の評価
*相良 志織1、山田 朋人2 (1. 北海道大学大学院工学院、2. 北海道大学大学院工学研究院)
キーワード:
水文、土壌水分移動
本研究では,団粒構造を考慮したDual-domain土壌水分移動モデルを構築し,土壌中の保水・排水特性に与える影響を評価することを目的とした.本モデルでは,土壌をミクロポア領域とマクロポア領域に分割し,領域間の水分交換を導入することで,団粒構造内部における水分再分配過程を表現した.また,液相水移動に加えて,地表面エネルギー収支,蒸気輸送,熱伝導を考慮することで,水・熱・蒸発過程を統合的に扱う構成とした.数値計算では,単一間隙モデルとの比較を通じて,団粒構造が浸透性,保水性,蒸発応答へ与える影響を評価する予定である.さらに,畑地観測,土壌サンプルを用いた実験,およびマルチスペクトルカメラを搭載したUAV観測を組み合わせることで,数値モデルの妥当性および適用可能性の検証を進める予定である.
