講演情報

[PS-02-51]効果的に河川流量を低減する豪雨制御に向けた降雨量の時空間分布と河川流量の関係分析に関する基礎的検討

*小畑 俊平1、萬 和明1、田中 賢治1 (1. 京都大学 防災研究所 水資源環境研究センター 地域水環境システム研究分野)
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キーワード:

豪雨制御、河川流量、流域平均雨量、時空間分布

本研究は、ムーンショット型研究開発目標8における豪雨制御の実現に向け、降雨の時間・空間的要因が河川流量に与える影響を筑後川流域(瀬ノ下、荒瀬、松原)を対象に解析した 。2006年から2023年の解析雨量と、ダム貯留量を考慮して算定した自然流量データを用いて相関分析および事例解析を行った 。解析の結果、ピーク流量と最も強く相関する積算降雨時間は流域規模に依存し、瀬ノ下・荒瀬では24時間、松原では6時間であることが明らかとなった 。また、大規模流域の瀬ノ下では、ラグ時間が短いほど流量が激甚化する負の相関が確認された 。2018年と2020年の事例比較からは、上流域での降雨継続性や空間分布がピーク形成やハイドログラフの形状に大きく影響することが示された 。