講演情報
[PS-02-58]集中型モデルと水質トレーサーを用いた降水の貯留・流出特性の比較
*石井 創大1、横尾 善之2 (1. 福島大学共生システム理工学研究科、2. 福島大学共生システム理工学類)
キーワード:
水質トレーサー、フィルター分離、逆推定、貯留・流出特性
本研究は、水文過程における貯留・流出動態の推定とその相違を明らかにすることを目的として実施した.五色沼湖沼群を経由する毘沙門沼流域と阿武隈川水系荒川支流の東鴉川流域における流出高と水質データについて数値フィルターを用いて主要な流出成分に分離し、各流出成分についての関係と逆推定による定量的に貯留・流出特性を同定した.その結果,降水の応答感度が高い東鴉川流域では表面流出成分が卓越し、濁質成分が輸送される流出特性を示した.一方、降水の応答感度が小さい毘沙門沼流域では貯留特性が顕著であり、溶存成分の形成を促している可能性を示した.
