講演情報
[PS-02-62]統合型地圏流体シミュレータGETFLOWSを用いた豪雨時の地中水と間隙空気の挙動把握2
*岩上 翔1、小田 智基1、野口 正二2 (1. 森林総合研究所、2. 森林総合研究所東北支所)
キーワード:
降雨流出プロセス、間隙空気圧、数値シミュレーション、GETFLOWS
山地斜面の斜面スケールにおいて,現地観測による実測値を基にした数値シミュレーションを用いて間隙空気の挙動と流出への影響(つながり)を示すことを目的として,水と空気の挙動を統合的に扱うことが可能な3次元数値シミュレーションモデル: GETFLOWS(GEneral purpose Terrestrial fluid-FLOW Simulator, (株)地圏環境テクノロジー)を使用した解析を行った.その結果,豪雨時には湧水地点が斜面上部に移動するとともに,斜面に沿って飽和帯が形成され,源流部に間隙空気が封入される“封入空気”が形成される様子が再現された.こうした封入空気は源流部に形成されるものであることが明らかとなった.同じ豪雨時における空気圧の分布について示した結果,斜面中腹から湧水地点に向かう空気圧の流れがあることを示すことが出来た.また斜面中腹においては,地下水位の上昇と空気圧の上昇が連動していることも把握することが出来た.
