講演情報
[W202-5](かつて湘南カラーの電車が走っていた)御殿場線「岩波駅」トヨタ自動車東富士研究所:「箱根ターンパイクを下って考えた.制動感はブレーキだけで決まるのか?」
門崎 司朗 (トヨタ自動車)
映画『ウィークエンド・チャンピオン~モンテカルロ1971』の中で,ジャッキー・スチュワートはブレーキについて次のように語っている.「車体をできるだけ水平に保つように,そっと踏んで,そっと離しなさい」と.F1という極限の高速域でそのような操作を可能にするのはトップドライバーならではの技能である.しかし,クルマの挙動がドライバーの操作を左右するという点においては,我々一般ドライバーも例外ではない.実際,ワインディング路などの運転では,ブレーキ操作がスムーズであるほど車体の姿勢変化は穏やかになり,その後の操舵操作へ自然につながる状態が保たれる.本講演では,ドライバーが感じる「ブレーキフィーリング」に着目し,制動時の車両の過渡姿勢がその感覚や操作の連なりに及ぼす影響を,実験結果を交えて紹介する.
