講演情報
[教育講演6]いま活躍する中堅臨床工学技士として―臨床工学技士参画の動向分析もふまえて―
石田 開 (湘南工科大学工学部人間環境学科)
発表者は臨床工学技士の養成課程を卒業した後,大学院に進学して博士号を取得した.その後は,医療系大学や国立研究開発法人,公設試験研究機関での勤務を経て,現在は工学部の教員として教育と研究に携わっている.発表者は臨床経験が無いが,医療機器や臨床工学と関わりを持ち続け,今に至っている.本学会では2008年の第83回大会にて発表して以来,毎年欠かすことなく発表を継続している.また,論文誌医療機器学にはこれまでに15編の論文を掲載し,研究・開発助成も3回採択を頂いている.2016年からは代議員も務め,活動のメインの学会と言える.本発表では,発表者がこれまでにおこなってきた研究や教育,技術支援などを振り返りつつ,本学会との関わりについて述べる.また,本学会における臨床工学技士の参画状況について,テキストマイニングを用いた動向分析の結果も踏まえ,次の100年につながる医療機器学を議論していきたい.